熱電工業株式会社

 
会社案内
社長メッセージ
会社経歴
環境方針
主要取引先
取扱メーカー
周辺地図
製品案内
熱電工業 営業品目
採用情報
お問合わせ
熱電工業株式会社

  ISO認証

熱電工業株式会社 製品案内


シース熱電対
↑
シース熱電対は極細の耐熱金属保護管内に安定したセラミックを高圧充填した特殊熱電対で、次の様な優れた特徴を有しています。
弊社は独自の加工方法で製法しております。
1)外径が非常に細く柔軟性に富み、直径2倍の円にまで容易に手で曲げる事が出来、且つ 断線のおそれは全く有りません。 シース熱電対
2)気密性が極めて高く、シースの金属ガスや雰囲気ガスによる熱電対線への浸蝕を防ぐため寿命が長く、高温高圧(350kg/cu)に耐えます。
3)温度変化に対する応答が早い。

   
標準シース熱電対の種類
↑
シース外径素線シース材料素線径素線の標準抵抗値2対式の素線径シース厚最大長
(m/m)(m/m)(Ω/m)(m/m)(m)
0.25K0.056000.015
0.50K0.101500.0730
1.00K0.2031.810.15110
J19.43
T16.15
ESUS-316
1.6R0.200.2110
K0.3212.44
J7.59
T6.32
E
2.3KSUS-3470.408.830.280.360
3.2R0.501.540.300.4100
K0.534.57
J2.77
T2.31
E
4.8RSUS-310S0.501.540.530.560
K0.772.15
J1.31
T1.09
E2.57
6.4K1.140.980.760.628
J0.60
Tインコネル0.49
E1.17
8.0K1.300.750.960.725
J0.46
T0.38
E0.90
上記、標準品の起電力 K, J, T, R, E はJIS規格に準じております。

シース熱電対の温接点
↑
絶縁型(U型)接地型(G型)
絶縁型接地型
露出型(E型)
露出型

                                   
シース熱電対の冷接点側標準仕様
↑
A型
エレメントをむき出し防湿シールにしたもの。
A型
B型(スリーブ型)
補償導線とシースとをスリーブ(SUS304材質で外径7〜12φ)内で接続し、エポキシ系樹脂を充填したもの。接続部耐熱150℃迄。
B型(スリーブ型)
BS型(スリーブ型)
上記B型スリーブの上に補償導線の断線事故を防ぐ為のスプリングを取付けたもの。
BS型(スリーブ型)
BF型(スリーブ型)
上記B型の補償導線にステンレス製フレキシブルチューブ(外径6.5φ、10φ)を装着したもの。
BF型(スリーブ型)
C型(開放型小ヘッド付)
開放型(T型)の小型端子を取り付けたもので屋内用。2対式には使用不可。
C型(開放型小ヘッド付)
KS型(密閉型小ヘッド付)
密閉型(K型)の小型端子を取り付けたもの。補償導線取出口のネジはPF1/4で2対式には不可。
KS型(密閉型小ヘッド付)
KL型(密閉型大ヘッド付)
密閉型(K型)の大型端子を取り付けたもの。補償導線取出し口ネジはPF1/2。
KL型(密閉型大ヘッド付)
E型(メタル・コネクター付)
シース外径4.8m/m以下 A=75m/m B=19m/m。
シース外径6.4m/m以下 A=80m/m B=21.5m/m。
E型(メタル・コネクター付)
EC型(メタル・コンセント付)
シース外径4.8m/m以下 A=51m/m。
シース外径6.4m/m以下 A=51m/m。
EC型(メタル・コンセント付)
DM型(ベーク・コネクター付)
フェノール樹脂・コネクターを取り付けたもので、コネクターの脚にもクロメルアルメルを使用しています。K用。
DM型(ベーク・コネクター付)
MC型(マイクロ・コネクター付)
超小型コネクターのため、シース外径1.6m/m以下に適用。尚、特に耐熱を必要とする場合にはMC型耐熱用(400℃迄)もあります。
MC型(マイクロ・コネクター付)
F型(ジャンクション・ボックス型)
多対のものをジャンクション・ボックスにまとめたもので、フランジはJIS規格による。
F型(ジャンクション・ボックス付)

       
シース熱電対用補償導線
↑
シース熱電対用補償導線として下記のものが標準仕様です。
  
記号芯線被覆
EXA7/0.3×2 4/0.65×2全ガラスウール、ステンレス外シールド付耐熱用
EXB7/0.3×2 4/0.65×2全ガラスウール(150℃)
EXC7/0.3×2 4/0.65×2全耐熱ビニール、銅内シールド付一般用
EXD7/0.3×2 4/0.65×2全耐熱ビニール(90℃)
往復抵抗(Ω/m)
7/0.3×24/0.65×2
K1.05±6%0.39±6%
J1.28±10%0.47±6%
T1.05±6%0.39±6%
E3.00±10%

      
シース材質、素線種類、シース外径による使用限界温度
↑
ケース外径(m/m)1.01.63.24.86.48.0
シース材質
KSUS310S500℃800℃900℃1000℃1000℃1150℃
SUS316500℃800℃800℃900℃900℃900℃
インコネル500℃800℃900℃1100℃1100℃1150℃
ESUS316400℃450℃500℃600℃600℃650℃
JSUS316400℃400℃450℃600℃600℃600℃
TSUS347400℃400℃450℃600℃600℃600℃
SUS316200℃200℃200℃320℃320℃320℃

応答速度
↑
タイム・コンスタントとは、温度変化に対してその63.2%の応答に要する時間を言います。
グラフ

ご発注に関する注意点
↑
  
シース熱電対のご発注に関しましては、弊社型番、寸法をご明記ください。
例:
エレメント種類K
シース外径3.2φ
×
シース材質SUS316
×
長さLm/m1000
×
温接点U
×
冷接点B
×
補償導線種類及び長さLm/mEXA-1,000
正しい測温のために下記にご注意下さい。
1) シース熱電対は素線径が細いため、抵抗値が大きくなります。
  可動線輪型式の計器をご使用の際は、誤差の生じない様、計器調整を行うか
  熱電対の抵抗値を計算してご使用下さい。
2) 補償導線との接続部は150℃を超えない所に設置して下さい。
  やむを得ず高温になる場合にはご相談下さい。
3) 最低挿入長はシース外径の5倍を取って下さい。

       
白金・ロジウム13%-白金熱電対(R)
↑
ロジウムの含有率は13%、白金ロジウムが(+)で白金が(−)です。
酸化雰囲気中では、最高1600℃、常用1400℃迄使用出来ます。P d点(1552℃)において±3℃以内の精度を実証しております。JISとNBS(米国規格)は略々同一です。
標準線径 0.5mm、0.4mm、0.3mm、0.2mm、0.1mmの他1.0mm〜0.025mmまで各種線径があります。

           
白金・ロジウム30%-白金・ロジウム6%熱電対(B)
↑
常用1600〜1750℃の精密温度測定に多く使用され、最高1800℃まで使用出来ます。
1400℃以下の温度測定にはお奨め出来ません。絶縁碍子及び保護管には高純度アルミナ(サーマル社製再結晶アルミナ等)をご使用下さい。標準線径0.5mmです。
  
温度 ℃100200300400500600700800900
mV0.0330.1780.4310.7861.2411.7912.4303.1543.957
  
温度 ℃100011001200130014001500160017001800
04.8335.7776.7837.8458.95210.09411.25712.42613.585
104.9245.8756.8877.9539.06510.21011.37412.54313.699
205.0165.9736.9918.0639.17810.32511.49112.65913.814
305.1096.0737.0968.1729.29110.44111.60812.776
405.2026.1727.2028.2839.40510.55811.72512.892
505.2976.2737.3088.3939.51910.67411.84213.008
605.3916.3747.4148.5049.63410.79011.95913.124
705.4876.4757.5218.6169.74810.90712.07613.239
805.5836.5777.6288.7279.86311.02412.19313.354
905.6806.6807.7368.8399.97911.14112.31013.470
1005.7776.7837.8458.95210.09411.25712.42613.585
備考: 上表の熱起電力は絶対mVで表し、基準接点温度は0℃とする。
保証誤差: 1000〜1700℃において於いて±0.5%、1800℃に於いて±0.10mV

      
クロメルーアルメル熱電対(K)
↑
米国ホスキンス社(Hoskinns Manufacturing Co.)製クロメルアルメル熱電対は卑金属熱電対を代表するもので、互換性、再現性、耐熱性にすぐれており、且つ保証されています。
ホスキンス社で確立された規準熱起電力は世界各国で容認され、現行JIS C1602(日本)、NBS及びISA-K(米国)、BS(英国)等全て同一です。
如何なるクロメル線とアルメル線とを組合せても必ず規準熱起電力に対し、0〜400℃では±3deg.C.400℃以上では±0.75%以内を保証されています。
Kの抵抗値・使用限度
標準線径(mm)(ゲージ番号)クロメルの抵抗値(Ω/m)アルメルの抵抗値(Ω/m)常用限度(℃)加熱使用限度(℃)kg当りの長さ
3.2(#8B&S)0.090.0310001200約7m対
2.3(#11B&S)0.180.069001100約14m対
1.6(#14B&S)0.370.138501050約27m対
1.29(#16B&S)0.560.198001000約42m対
1.0(#18B&S)0.960.32750950約70m対
0.8(#20B&S)1.440.48700900約110m対
0.65(#22B&S)2.270.75650850約175m対
0.5(#24B&S)3.841.28600800約270m対
0.4(#26B&S)5.761.92550750約440m対
0.3(#28B&S)9.253.25500700約700m対
0.2(#32B&S)23.17.68450650約1,700m対
0.1(#38B&S)96.032.00400600約7,000m対
0.05(#44B&S)384.0128.00350550約28,800m対
上昇温度に対する抵抗変化率(%)
温度(℃)クロメルアルメル
2000
1004.124
2008.643
30013.554
4001964
5002273
6002582
7002790
8003098
90033106
100037115
110040123
120043132
比重8.738.6

           
クロメル-コンスタンタン熱電対(E)
↑
 卑金属熱電対の中では最も熱起電力が大である為、精度の高い制御用熱電対として特に米国で普及しています。
 日本においては火力カタービン関係に使用されています。
 標準線径
 3.2mm、2.3mm、1.6mm、1.0mm、0.65mm、0.3mm

   
鉄-コンスタンタン熱電対(J)
↑
J熱電対は還元雰囲気に強く、熱起電力が大きく極めて安定している利点を買われ、−150℃〜800℃の広範囲にわたる温度測定に使用されて、その経済性を高く評価されています。
熱起電力の規準にはJIS C1602(日本)、NBS(米)、ISA-J(米)、ADAMS(米)、BS(英)、DIN(独)等の教種が有りますが、弊社ではJIS及びNBSの両規格を揃えております。
標準線径(mm)常用限度℃加熱使用限度℃20℃の抵抗(Ω/m)
3.206008000.07
2.305507500.14
1.605007000.28
1.004506500.73
0.654006001.73
  

           
銅-コンスタンタン熱電対(T)
↑
 T熱電対は低温域における熱起電力が比較的大きく、安定しているため、-200℃〜+350℃の温度測定に利用出来ます。
  
標準線径(mm)常用限度℃加熱使用限度℃20℃の抵抗(Ω/m)
1.002503000.63
0.652002501.49
 上記の外0.3mm、0.2mm、0.1mmの各種線径が有ります。

 

Copyright (C) 2005 netuden kougyou Co.,Ltd. All Rights Reserved.